コンブ類の北日本分布域の減少、複数種消失の可能性
昆布が日本の海から激減するという22世紀、日本料理はいったいどうなるのでしょうか…。
北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの仲岡雅裕教授,同大学院環境科学院の須藤健二氏らの研究グループは,北日本のコンブ類の分布域が今後地球温暖化の進行に従って大きく減少すること,また分布が限られている複数の種が日本の海域から消失する可能性が高いことを明らかにしました。
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・北日本のコンブ 11 種について,出現記録と海洋環境情報を基に,分布を推定するモデルを作成。
・多くの種で 2090 年代までに分布域が北上し,日本の海域から消失する種もあることが判明。
・藻場の保全やコンブ漁業の維持のためにも地球温暖化対策を一層進める必要性を指摘。