2019.07.02

ロンドンにおけるオリンピックと水産物流通

ロンドンオリンピックはイギリス人の漁業に対する考え方を変え、ロンドンの水産物流通は一気に持続可能な方向へと向かったと言われています。オリンピックは大きなチャンスなのですね。

これまでの話からも分かる通り、SDGsにおける日本の水準は決して高くありません。国連が発表したSDGsの達成度合いについても、日本は2017年時点で世界の11位、2018年は15位と順位を下げています。

その中で、日本がオリンピックをどう活用するか。オリンピックがサステナビリティというテーマをはらんでいることを真摯に受け止め、未来の道筋を照らす場として開催しなければなりません。海外の意見を聞き、改善すべき点は足並みをそろえる努力をすべきでしょう。

また、消費者側もサステナビリティに関心を持つ必要があります。たとえば日本の海産物も、世界のエコラベル基準に則っているものはあります。そこに消費者が価値を感じ、積極的に買う文化を醸成しなければいけません。そうしないと、エコラベルを守らない人々がいつまでも利益を得る構造となります。

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