「将来は、学校のような学びと共有の場をつくりたいです。Chefs for the Blueの活動は、一方通行ではなく双方向のコミュニケーションを通して広がることが必要です」
C-BlueインタビューVol.28は、Chefs for the Blueの理事で「No Code」を主宰する米澤文雄さんです。西麻布のメキシカンフレンチ「No Code」など、国内外でレストランを運営しながら、食にまつわるさまざまな活動にたずさわっています。料理人と食の可能性を広げる挑戦をつづける米澤さんに、10年目を迎えるChefs for the Blueの活動への思いを聞きました。
米澤さん自身も、活動を通じて良い刺激を受けているといいます。そのひとつが、2023年の第一期でメンターシェフを務めた「THE BLUE CAMP」。大学生や専門学生がシェフたちの伴走を受けながら、座学やフィールドワーク、レストラン研修を行うプログラムで、米澤さんは「相手の気持ちになって考え、コミュニケーションのとれる素晴らしい学生たちが集まっている」と嬉しそうな笑顔を見せます。
「サステナブルシーフードを広めるには、『あの魚を獲ってはいけない』と話すだけでは伝わりません。関係する一人ひとりの置かれている状況を考えながら、言葉を選んで説明することが大切です。THE BLUE CAMPの学生たちには、それができる。そういう人たちが増えると世の中はきっとよくなるはずです」
2026年6月には、米澤さんの念願が叶い、Chefs for the Blueの食品ブランドから初めての商品発売されます。