1989年沖縄県那覇市出身。 調理学科の高校を経て六本木のエディション・コウジシモムラ、神戸のカセントにて研鑽を積む。約10年の修行の後バックパッカーとしてアジアの島国を渡り歩き、その際にオリエンタルなハーブやスパイスの影響を強く受ける。

東京・調布のMaruta立ち上げプロジェクトに伴い帰国、メニューの全構成や保存食・調味料の開発の担当として勤める。 2021年4月に京都市中京区にてKOKEをオープン同年ミシュラン1つ星の評価を受ける。 地下から汲み上げるやわらかな水と薪をくべた暖炉の炎を操り、故郷沖縄、そして京都近郊の食材を組み込んだティスティングコースを発信する。 古典的技法に忠実でありながら、沖縄独自の食文化を紐解いたコンテンポラリーキュイジーヌを体現する。