サントリーホールディングス株式会社主催の「ネイチャーポジティブフォーラム〜サントリー天然水の森〜」にて登壇の機会をいただき、Chefs for the Blueの活動、とくに人材育成プログラム「THE BLUE CAMP / ブルーキャンプ」の取り組みを紹介させていただきました。

近年、生物多様性の喪失は、気候変動と並ぶグローバルなイシューとしての認識が高まっています。20年超にわたり天然水の森を保全する活動を続けてきたサントリー様は、この分野における企業活動を続けるリーディングカンパニーです。長年積み上げてきた取り組みの総括的プレゼンテーションや、研究者その他の実践者の取り組みを共有・議論するフォーラムには、会場参加で300名超、オンラインでも約2,000名が参加とのことで、注目度の高さをうかがうことができました。
食文化を未来につなぐことを目指す私たちChefs for the Blueの活動は、海の豊かさ=生物多様性保全に向けた内容が中心であり、海のネイチャーポジティブ活動そのものといえます。環境省のデータによると、世界の約15,000種の海水魚のうち約25%にあたる約3,700種が日本の海に生息しており、私たちの食文化を育んだそうした豊かな海の恵みを、未来に向けて守っていかなくてはなりません。
また沿岸海域の多様な魚種の生態系回復においては、海だけでなく森川里の維持や環境再生が不可欠です。先日リニューアルしたロゴにおいても森の要素を入れさまざまな「つながり」を表現しましたが(詳しくはこちらの投稿をご覧ください)、私たちのシェフおよびブルーコミュニティにおいての学びも、近年は森里海の連携に広がりを見せています。

(8月24日は、ブルーコミュニティ会員のために「森は海の恋人」畠山理事長をお招きしての勉強会を開催。漁師でもあり「森に木を植える」活動でも有名な畠山さんから、宮城県気仙沼における湿地の再生や流域における保全・調査の取り組みを学びました。)
フォーラムにおいても、ネイチャーポジティブ活動における多様な主体の連携の重要性が多くの方から語られました。今後も私たちは、社会課題解決を目指すシェフチームとして活動を続けていきますので、ぜひ多くの企業その他の皆様との連携の機会も探っていければと思います。