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サントリー「ネイチャーポジティブフォーラム2026」にラチュレ・室田シェフが登壇

サントリーホールディングスが主催する「ネイチャーポジティブ フォーラム 2026」に、Chefs for the Blueを代表して、ラチュレ・室田 拓人シェフが登壇しました。

地球規模で生物多様性の損失が課題となる中、自然環境を回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の重要性が世界的に高まっています。

サントリー社は「水と生きる」という理念のもと、2003年より全国27カ所で「天然水の森」を育む活動を展開し、水資源の涵養と多様な生態系の再生に取り組んできました。本フォーラムは、こうした同社の長年の実践を背景に、産官学の知見を一堂に集結させ、領域を超えた協働を広げることを目的として、毎年開催されています。

Chefs for the Blueは昨年に引き続き、2度目の登壇の機会を頂戴しました。食文化を未来につなぐことを目指す私たちChefs for the Blueの活動は、海の豊かさ=生物多様性の保全と回復に向けた内容が中心であり、海のネイチャーポジティブ活動そのものといえます。

室田シェフは、「ネイチャーポジティブに向けた、生き物や人々それぞれの繋がりの重要性について」をテーマとしたパネルディスカッションに登壇。自身も狩猟免許を保有し、料理を通して向き合い続けているジビエ、そして、漁獲量が減り続けている魚について現状の危機感を共有しました。加えて、適切な資源管理によって天然水産物を回復させることができれば、日本で唯一「自給可能」なタンパク質源を守ることに繋がると語りました。

昨年同様、全体を通じて際立っていたのは、「ネイチャーポジティブとは、慈善活動ではなく、自らの生業や事業基盤を守っていくための必須項目だ」という共通の強い危機意識です。そして今回改めて強く実感したのは、山から海までの繋がりや、あらゆる事業者の協働を通じて解決を目指す「ランドスケープアプローチ」の重要性です。

山を育むサントリー社の取り組みと、海に向き合う私たちの活動。一見異なる領域に思えても、豊かな自然と食を守るという目的において、私たちは同じ大きな循環(ランドスケープ)の中でつながっています。そして、多様なプレイヤーが手を取り合ってこの循環そのものを好循環させていくこと(=ネイチャーポジティブ)こそが、私たちがこれまで取り組んできたことであり、これからも目指すべき道なのだと確信を深める機会となりました。

Chefs for the Blueは今後も、多様なパートナーとの対話やコラボレーションを通じて、豊かな海の生態系と食文化を未来へと継承する活動を推進してまいります。

関連リンク:ネイチャーポジティブ フォーラム 2026(サントリー 公式サイト)