昨年末の宮津に続き、京都チーム第二回目の漁場視察(株式会社Q’sとの共同事業)を行いました。

今回の視察先は和歌山県北部にある加太の海。採用漁法は一本釣り、底刺し網、素潜り、たこ壺の伝統4漁法のみという独自の方針を貫く地域で、漁獲された魚はすべて「活け」で水揚げし、加太漁協にずらりと並ぶいけすで泳がせておきます。
出荷先は主に、飲食店など高価格帯のマーケット。量は少ないものの、市場側の求める時期に合わせて仕立て(神経締めなど)、発送するため、安定的な価格と出荷が可能になることも特長です。

当日は早朝に集合して一本釣りの船に同乗し、その後素潜りや刺網の漁師さんのお話も伺いました。お昼には漁協の調理室に集まり、テイスティングのための簡単な調理を皆で行いました。

●担当メンバー:坂本健(チェンチ)、藤田紘一(チェネッタバルバ)、岸田周三(カンテサンス)、石井真介(シンシア)

●ゲストメンバー:手島純也(オテル・ド・ヨシノ)、石井佳奈(ozzkitchen)、吉原誠人(シンシアブルー)

以上、敬称略