2024年1月21日
於)函館国際ホテル「鳳凰」メンバーシェフ【てのしま】林亮平さんを中心に、函館市が主催する「魅力再発見。世界に誇る『函館真昆布』」シンポジウムに協力。真昆布の価値を多角的に発信するブランディング企画を実施しました。
プロジェクトの背景
「昆布を未来に残したい」
このプロジェクトは、メンバーシェフである【てのしま】林亮平さんのかねてからの思い端を発したものでした。
日本の食文化の根幹とも言える昆布。中でも最も歴史が古く、また生産量も日本一を誇る「真昆布(マコンブ)」ですが、ここ10年ほどで天然資源は激減、漁業者の担い手不足も深刻です。
「昆布だしがないと日本料理は成立しない。他に代わる食材は一切ない」と言い切る林さんを中心に、Chefs for the Blueとして真昆布産地・函館市との対話を続ける中で協業に発展。市が中心となって進めるマリンカルチャープロジェクトのシンポジウム「魅力再発見。世界に誇る『函館真昆布』」に協力し、全体の企画構成や登壇者アレンジ、パネルディスカッションの進行等を行いました。
イベント概要
(1) 基調講演「日本の食文化と『函館真昆布』」
講師:森枝 卓士(フォトジャーナリスト)
(2) デモンストレーションおよび試食
・ 林 亮平(東京・青山「てのしま」店主)
・ 木村 史能(函館国際ホテル総料理長)
(3) パネルディスカッション
《モデレーター》佐々木 ひろこ:(一社)Chefs for the Blue代表理事
《パネリスト》土居 純一:(有)こんぶ土居 代表取締役
林 亮平:東京・青山「てのしま」店主
安井 肇 氏:北海道立工業技術センター長
《ビデオレター出演》サンティアゴ・フェルナンデス:東京・紀尾井町「MAZ」
約200名のお客様やメディアの方でいっぱいとなった会場。大泉潤函館市長のご挨拶にはじまり、基調講演やパネルディスカッションの他、【てのしま】林さんからはお椀、【函館国際ホテル】総料理長の木村さんからはオリジナル昆布メニュー4品を提供いただき、耳だけでなく舌でも真昆布の魅力を体感いただきました。
キービジュアルの作成
プロジェクトの始動に際して、1枚のキービジュアルを作成。「昆布の道はここから始まった」コピーのもと、函館真昆布の圧倒的な歴史的背景を表現しました。
●関連リンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000064142.html
●プロジェクトメンバー
・【てのしま】林亮平シェフ(@tenoshima884)